日々の出来事 〜Diary〜
#527 私を脅かすもの 2010年12月18日(土)23時57分
「もういくつ寝るとお正月」・・・。この頃になると、私は脅え始める。 思えばずいぶん昔のことだ。 当時つきあっていた彼と、楽しい正月を過ごすつもりだったのが、みごとにスッポカされた。 彼が、別の彼女とスキーに行った先で、彼女が骨折した。彼は暮れから正月にかけて、病院に付き添っていたというハナシ。連絡がとれない私は半狂乱。その彼女が作ったというジグソーパズルを、泣きながら鋏でメッタ打ちにしたという、若き日の、辛くもオソロシイ思い出の年越しだった。 以来、コンニチに至るまで、正月を一人で過ごしたことはない。 とにかく帰省するに限る。それが出来ない年も、姉の一家に、ソットもぐりこませてもらったものだ。 そんな私が、今年は東京で年越しをすることになった。 スケジュールがタイトなせいもある。ついでに過去のトラウマを断ち切る意気込みなのだが、実際、年も押しせまってくると、不安で仕方がないのである。その彼女も彼も、今はこの世にはいない。彼との恋も、はるか昔の記憶でしかないのが、正月への恐怖だけが私の中に巣食ってしまったかのようだ。 一年を通して、ほぼ全ての時間を一人で過ごすのに慣れきっているはずなのだ。元旦だってなんだって、普通の休日と同じだよと、友人は言う。 その通りだろうと思うが、考えてみれば、私に普通の休日はない。夜の時間帯はバイトと仕事で埋めていて、空き日にはレッスンに行く。完全に世間の人の時間帯に逆行している生活。孤独からの防御、という本能の結果なのかもしれない。 ホンマ正月はツライ。ついでに言うと、クリスマスもツライ。日曜日はキライ。朝はキライ。 なーんだ。まるでチンケな恋愛小説のようですな。
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