不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#486 あなたはペットにエサをやりますか?
2010年06月07日(月)00時21分
「子供って、なかなか野菜食べてくれないんですよ」というフレーズの、浅漬けのCM。
いかにも現代だナァと感じる私は、もう古い人間なのだろう。
このフレーズに違和感を感じなかった人は、「犬にエサをあげる」というのも当たり前なのだろうね。
ましてや「子供にオヤツをやる」などと言えば、児童虐待ととられるかもしれない。
店の前に、「本日都合により休ませていただきます」と書くのが当たり前になってきたが、これだってオカシな表現には違いない。ただ、私たちは慣れてしまっただけなのだ。

子供の頃からずっと、母から言われて、とてもいい気持ちになる言葉がある。
どこかのお宅に伺ってお茶やお菓子がでる。
いつ手を出していいものか、と思っている時、母が「よばれえ」と言う。
「呼ばれる」という言葉は、招かれるということ以外に、ご馳走になるという時にも言われる。
それに加えて、命令には当たらない程度の、弱い促しの混じったこの方言こそが、健全な親子の関係を表しているようで、私の好きな言葉であった。

しばらく前に、久しぶりに笑点を見たら、オープニングのセリフが変わっていた。
客席に座った司会者が、「皆さんこんばんは。笑点の時間がまいりました。」と言って始まるお馴染みのフレーズ。
「笑点の時間がやってまいりました」と言うのに、長年にわたって、「どこから来たんだよ!」とツッコミを入れていたので、やっと溜飲を下げたと言うわけだ。

落語を聴いていると、「カカアなんざ、エサやって飼ってりゃいいんだ」などと言う、これを聴いている客が笑う。こんな時代は遠くなった。


当サイトへのリンクはご自由に
http://motokoclub.net/
藤原素子 Official Web Site リンクバナー