不定期更新!?藤原素子の日記帳です。

日々の出来事 〜Diary〜

#317 森岡まさ子ママのこと
2008年05月22日(木)02時27分
森岡まさ子ママが亡くなった。一週間前とのこと。98歳だった。
出会ったのは・・・私が幼少過ぎて覚えがない。
森岡ママのことは、書いても書ききれない。話しても話し足りないだろう。
広島で被爆したご主人と始めたユースホステル。昭和34年、6畳と4畳半だけの部屋で始めたユースホステルには、次第に全国から若者が訪れるようになった。42年にご主人が亡くなった後も、全国的に講演会を行い平和を伝え続けてきたママ。
思えば私が初めて一人ライブをやったのは、このMGユースだった。当時はシャンソンだけにこだわっていたわけではなく、エノケンの「田舎のモダンボーイ」なども歌ったのだが、実はパパが好きな歌だった(リアルタイムで!)とのことで、ママは大変喜んでくれた。集まってくれた温かいお客さんと、暖炉の上のパパの写真に支えられて、歌うことの喜びを初めて味わった日だった。
それから月日を経て、私のふるさとコンサートで、ママに講演をしていただいたのが3年前。カクシャクとして、いつもいつもおしゃれだった。会うたびに、「素ちゃん、頑張って!」と励ましてくれた。「90歳を過ぎても、いまが青春!」と、張り切っていた。
私が日々の食事に思い入れているのも、ママの影響が大きい。
ずっと自分の身の回りのことは、自分でやっていたママ。ある日お宅に伺うと、朝食を終えたところだった。ご飯茶碗の他に、小鉢や小皿に6、7品ものオカズ。一人なんだから、何でだって済ませて良さそうなものなのに、そこを怠らないのが、美学なのだろう。
生きるという哲学、強い意志、続ける努力。私の生き方を大きく変えた人だった。
天国で、やっとパパと会えたことでしょう。ご冥福をお祈りします。ママ、ありがとうね!


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